カボチャ

セイヨウカボチャ     ウリ科  Cucurbita maxima
別名:クリカボチャ
英名:pumpkin , autumn pumpkin
性状:一年草
原産地:南アメリカ(ペルー、ボリビア)←推定
特徴など:ハロウィーンで使う大型のカボチャや日本での栗カボチャなどを含む種類で、いくつかの系統に分けられている。大型に育つ種類は一般的に家畜の飼料用でテレビでも時折見かけるがびっくりするほど大きく育ち、ハロウィーンの装飾でも有名なオレンジ色のカボチャでマンモス群と呼ばれている。日本ではかつての日本カボチャよりもこちらの栗カボチャの品種のほうが食べられている気がする。(写真:サンフランシスコ)

ハロウィーンのシーズン:サンフランシスコにて

ニホンカボチャ     ウリ科  Cucurbita moschata
別名:カボチャ
性状:一年草
原産地:アフリカ起源やアジア起源
特徴など:今販売されている栗カボチャに比べるとかつての日本カボチャはごつごつしていて絵に見るように縦に溝が入っている。同じものかと思っていましたが、そのじつ原種が違っていたとは思ってもいませんでした。もちろん現在はそれぞれの交配種もあるとは思いますが・・・。京野菜で有名な鹿ケ谷カボチャもこちらになります。こちらもいくつかの系統に分けられています。(写真:スリランカ、国内)

スリランカの八百屋にて

(6月撮影:国内)

’鹿ケ谷’ (8月撮影:国内)

(8月撮影:国内)

ペポカボチャ     ウリ科  Cucurbita pepo
性状:一年草
原産地:アメリカ南部
特徴など:いろいろな形や色があり、日本ではハロウィンなどの飾りで用いられるが、系統により食用にしたり、鑑賞に分かれるようだ。この中にはソウメンカボチャと呼ばれ、ゆでて冷ますと中身がそうめんのようにほぐれて同じように食べることのできる種類もあり、よく種で販売されている。いろいろな形があるのは古い時代に色々なものが作られていた証か?ちなみにズッキーニもこの仲間になる。(写真:スリランカ)

スリランカの八百屋にて(9月撮影:スリランカ)

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