ドクゼリ 毒芹 セリ科 Cicuta virosa | |
性状:多年草 | |
原産地:日本では北海道〜本州中部の湿地帯。他、ユーラシア大陸北部、北アメリカ | |
特徴など:草丈は約1mほどに成長してセリ科特有の花をつける。茎は中空で上部に少し枝が出る。葉は2回羽状複葉で葉の縁には細かい鋸歯がある。(写真:国内) | |
毒草:全体に毒をもち、毎年小さい芽のときにセリと間違えて採集してしまい、食して中毒になる人が多い。毒成分はシクトキシンと呼ばれ誤って食べると嘔吐、痙攣を起こし、呼吸麻痺に至り死亡することがある。セリと異なり茎は太く中空になるのでよく観察すること。また地際の根茎は筍状になっていることも見分ける方法の一つ。 | |