ヤマモガシ科  Proteaceae

77属1600種類ある比較的大きな科。南アフリカやオーストラリアに自生が多く見られ固有の種類が多い。花の形も哺乳類による受粉であったりハチドリなどによる受粉であったりと場所により形態が変わってくるのも面白い。切花や鉢物でも最近は流通しており、特に切花で今後も新しい花材として導入されることだろう。


バンクシア属  Banksia
73種類がオーストラリアに自生している。ほとんどが固有の種で、育つ場所により個性も特徴も変わっているようだ。中には山火事にあって始めて実がはじけて種が散布されるものある。バンクシアの名前で鉢物や切花も販売されている。新しい分類によりドリアンドラ属がこちらにまとめられている。ただ、植物のページでは分類の記載を変えてありますがページは分けてあります。


カルナルヴォニア属  Carnarvonia
1種のみの属でカ・アラリフォリアがオーストラリアのクイーンズランド州の一部に自生する。


コノスペルムム属  Conospermum
40種類がオーストラリアに自生しています。スモークブッシュなど切花やドライフラワーに利用されているもがあります。
コノスペルムム


ドリアンドラ属  Dryandra
93種が知られ西南オーストラリアに分布している。現在はバンクシア属へまとめられている。ただし、植物のページでは分類の記載を変えてありますがページは分けてあります。
ドリアンドラ


グレビレア属  Grevillea
オーストラリア南西部に多く自生しており261種類ある。そのうちニューギニアやニューカレドニアなどにも数種類自生する。切花や鉢物でも最近は見られるようになり、これからの導入が楽しみな植物でもある。
グレヴィレア


マカダミア属  Macadamia
有名なマカダミアナッツの採れる樹を含む属で12種類が知られており、オーストラリアに自生が多い。他、東マレーシアやニューカレドニアに数種類ある。実際に栽培されているのはマカダミアナッツだけのようだ。


セルリア属  Serruria
65種類が南アフリカのケープ州東南部などに自生する。切花でセルリアの名前で販売されており、最近鉢物も販売されている。


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