スミレ科 Violaceae
世界に約18属800種が分布。よく見られる一般のスミレやパンジー、ビオラなどの草本性のものから低木、小高木、つる性のものがある。花序は腋生で、集散花序。花は放射相称または左右相称で両性花である。花被は離生し5、雄しべも5、花柱1、子房上位で3心皮。
ヒバンツス属 Hybanthus
100種が知られており熱帯から温帯域に広く分布している。私が初めて見た
ヒバンツスはオーストラリアでした。日本には自生していません。
スミレ属 Viola
温帯を中心に分布。約500種あり多年草から一年草まである。葉は互生。葉柄を有し単葉または掌状複葉になる。花は両性花、左右対称花。日本にある野生種は57種ほか、亜種、変種や種間雑種、固体変異種などがある。日本はスミレの種類が世界で一番多い国なのにあまり改良が進んでおらず、かえって野性味のあるままで楽しんでいる気がする。この属には匂いスミレやパンジー、ビオラ、山野草で扱われる種類が多くある。
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