レンゲ   蓮華、紫雲英、五形花   マメ科  Astragalus sinicus
別名:レンゲソウ、ゲンゲ
性状:二年草
原産地:中国
特徴など:日本の風景に馴染んでいる植物ですが、古くから(江戸時代ごろ)日本に中国より渡来していた。緑肥として栽培されているが一部地域では野生化も見られている。レンゲソウとも呼ばれているが、植物分類学ではゲンゲ(紫雲英)。茎は地面を這い分枝しながら覆ってゆく。葉の形状は羽状複葉で9〜13枚ほどの小葉がある。花色は紅紫色で一輪の花が7〜10輪ほどが集まって咲く。その花の形がはすの花に似ているところからレンゲ(蓮華)の名前がついた。紫雲英のこちらの字は花一面が紫の雲のよう見えるところからきている。開花期は4〜6月にかけて。根には根瘤菌と呼ばれているバクテリアが共生していて、空気中の窒素分を固定して蓄積しているので、緑肥として利用されている。しかし最近は化学肥料の発達からか使うところが少なくなってきているのは残念である。また、でんぷんやたんぱく質を多く持っているので牧草としても利用される。日本や中国ではミツバチの蜜減としても使われていて、良質の蜂蜜が取れる。山菜としては若芽、茎、葉、つぼみ、花とも利用でき、ゆでておひたしや、各種あえもの、汁の実などに。花は姿揚げや、てんぷら、エディブルフラワーに。さっとゆでて酢の物や花をホワイトリカーに漬け込んだ花酒など用途もいろいろ。(写真:国内)
薬用として:薬効としては全草を用いて、利尿や解熱などの民間薬として使われていた。
季語:レンゲは春の季語です。

(3月撮影:国内)

(3月撮影:国内)

(3月撮影:国内)

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ムラサキモメンヅル     紫木綿蔓  マメ科  Astragalus adsurgens
性状:多年草
自生地:北海道南部〜本州中部以北
特徴など:高山の砂礫地に自生する。淡い青紫色の花が綺麗。(写真:国内)

(7月撮影:国内)

(7月撮影:国内)

(4月撮影:写真)

(4月撮影:国内)

(7月撮影:国内)

キバナオウギ     マメ科  Astragalus membranaceus
性状:多年草
原産地:中国、朝鮮半島
特徴など:レンゲと同じ属ですが、同じ仲間に見えません。漢方薬として利用されている植物です。(写真:国内)
薬用として:根を黄耆(おうぎ)と呼び、強壮・止汗・利尿などの目的で薬用に用いられている。

(9月撮影:国内)

(9月撮影:国内)

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