シュロ    棕櫚  ヤシ科  Trachycarpus fortunei
別名:ワジュロ
性状:常緑高木(ヤシ類)
原産地:九州南部、中国
特徴など:トウジュロに比べて葉柄が長く下葉は重さ(?)で大きく垂れてくる。また、葉の先端のほうはやや垂れ気味に曲がるのも特徴のようだ。結構こぼれだねなのか芽が出ているのを見かけることがあるけど、元々は公園や大きいお屋敷などに植えられていたものだと思うのだが・・・。雌雄異株なので右の写真は雌花のつぼみが展開してきたところでしょう。樹皮は繊維がいっぱいなので造園や庭仕事でよく使われるシュロナワの原料になる。(写真:国内))

(10月撮影:国内)

雄花(5月撮影:国内)

雄花(5月撮影:国内)

(10月撮影:国内)

トウジュロ     ヤシ科  Trachycarpus wagnerianus
性状:常緑高木(ヤシ類)
原産地:中国
特徴など:葉の先端は垂れ下がらない。鳥が実を食べ拡散させているようで色々なところで生えているのを見かけます。時々大きく育ったので切り倒してほしいという依頼も造園屋さんに入るようです。シュロも同じかな?(写真:国内)
薬用として:葉を棕桐皮(そうとうひ)と呼び、止血や吐血などの用途に用いられる。

(3月撮影:国内)

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