ストック     アブラナ科  Matthiola incana
和名:アラセイトウ
性状:半耐寒性性一年草
原産地:南ヨーロッパ

特徴など:日本には寛文8年(1668年)ごろ渡来。八重咲きの品種が好まれ、切花はボリューム良くできている。花色は白、紫、赤っぽいピンク、ピンク、クリーム色などで芳香がある。発芽後の双葉の形から八重と一重を見分けて選抜している。しかし、最近は苗物で一重のものが出てきていて、店頭でも売れている。苗物では矮性種で背の低い品種が使われている。ストックは英名そのままの意味で「茎」。学名のincanaは「灰白色の」の意味で株に微毛があって灰白色に見えるところからきている。栽培の歴史は古く、古代ギリシャ人やローマ人が薬草として用いていた。16世紀ごろ香りのする花として園芸化され八重咲き品も栽培されるようになった。20世紀にはいってから八重咲きの出る確率の高い品種の生産法が確立してから一般化した。系統が分枝系と無分枝系とがあり無分枝系は花にボリュームがあり分枝系は基部から分枝している。一般的に八重咲き株は一重の株よりも子葉が大きく幅が広い。また葉色が薄いという特徴もある。これにより上記に書いてあるように八重咲き種だけ選抜している。でも、品種や系統によって出現率に色々あるらしい。(写真:国内)

育て方とあとちょっと:秋9月ごろまき、冬は霜よけをする。無霜地帯なら冬の路地開花もできる。育苗箱などに種をまき、薄く覆土して水を底から吸わせて与える。本葉が1〜2枚になったらポットなどに移植して、本葉7枚くらいで定植する。矮性の鉢物品種は鉢やポットに直播でもよい。立ち枯れ病になりやすいので土は古くないものか消毒した物を使うとよい。春先はモンシロチョウやコナガの幼虫がつくので注意する。

改良されていない原種(4月撮影:国内)

ウォールフラワー    アブラナ科 Cheiranthus cheiri
別名:ニオイアラセイトウ
性状:耐寒性一年草(本来は多年草)、日本では一年草扱い。
原産地:ヨーロッパ南部
特徴など:秋に種をまいて育てます。英名は産地で古い土の壁に自生していることからつけられたようです。甘い香りがします。ストックに似ていますが、色がストックよりも渋めの色合いです。よく出回っているのはクリーム色と茶色っぽいオレンジ色の品種です。(写真:国内)

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