アカテツ科  Sapotaceae

熱帯地方に分布する常緑の樹木で53属975種ある。低木や高木でカキノキ科に近い種類でもある。

クリソフィルム属  Chrysophyllum
43種ほどが熱帯アメリカ、アフリカ、マダガスカルなどに分布する。熱帯果樹で利用されているスターアップルが有名。


マニルカラ属  Manilkara
65種が熱帯地方に分布する。マダガスカルやアフリカ、熱帯アメリカ、熱帯アジアなどに見られサポジラなど有用植物も多い。

ミムソプス属  Mimusops
41種が知られておりアフリカ、マダガスカル、セイシェル、インドシナなどに分布している熱帯樹木です。日本の植物園でミサキノハナと名前のついている植物がみられました。

パラクイウム属   Palaquium
台湾、インド諸島〜サモア諸島にかけて約110種ある。グッタペルカを採集するP.guttaなどがある。

オオミアカテツ属  Pouteria
約140種が知られており半数が熱帯アメリカに分布する。他アジア〜太平洋諸島、アフリカにいくつかの種が自生している。この仲間にはカニステルやルクマなどの熱帯果樹として食用にされている。

シンセパルム属  Synsepalum
 20種が知られており熱帯アフリカに分布している。特にこの仲間で有名なものはミラクルフルーツで、赤い実を食べた後酸味のあるものを食べると一定時間甘く感じられるようになります。

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