ハエドクソウ科 Phrymaceae
かつては1属1種のみの科でしたが現在の分類方法になっているAPGではゴマノハグサ科よりかなりハエドクソウ科に種が移ってきました。今は13属188種で、園芸で使われるミムラスなどがこの仲間になっています。少し前までサギゴケの仲間が入っていましたが最近(2013年)サギゴケは独立した科(サギゴケ科)になっています。
グロッソスティグマ属 Glossostigma
6種が知られオーストラリアとニュージーランドに分布する。グロッソスティグマの名前でアクアリウム用に販売されている。
サギゴケ属 Mazus
サギゴケ科(仮称)に移っています。(2013年)
ミゾホオズキ属 Mimulus
91種が熱帯〜南アフリカに多く分布し、マダガスカル、アジアやアメリカにも少し自生している。園芸でミムラスの名で流通しているものが数種ある。今後、エラコロマ属、グロッソスティグマ属、ペリディウム属などがミムラス属へまとめられると200種ほどになるようだ。
ハエドクソウ属 Phryma
1属1種もしくは2種あり、ハエドクソウが知られる。インドから日本、北アメリカ東部にかけて自生しているようだ。