マンサク科 Hamamelidaceae
30属95種ほどがあり、樹木が多い。世界の熱帯〜温帯まで広く分布しているようだ。
トサミズキ属 Corylopsis 7種がブータン〜日本にかけて分布している、落葉性低木。春早くから咲き始めており、春に楽しむ庭木としてトサミズキやヒュウガミズキが利用されている。
マルバノキ属 Disanthus マルバノキ、1種のみの属。日本と中国に分布。
マンサク属 Hamamelis 5種ほどが北アメリカ東部や東アジアなどに自生する。日本では早春の花木としてシナマンサクが販売されている。
フウ属 Liquidambar 地中海沿岸東部、アジア西部や北アメリカ中部などに自生の見られる樹木で5種が知られている。日本でも街路樹などにフウやモミジバフウが使われている。フウは分類的に分けてフウ科とすることもあるという。
トキワマンサク属 Loropetalum 2〜3種が日本の一部、中国、ヒマラヤ地方などに分布する。日本ではトキワマンサクが垣根などに利用されている。
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