トチカガミ科 Hydrocharitaceae
世界中の温帯から熱帯域に広く分布する単子葉植物で、約15属100種ほどあり、淡水だけではなく海水中にも生える。花は両性花と単性花があり、雌雄異株と雌雄同株とがある。受粉の方法も虫媒花のほかに水面の流れを利用して受粉する種類もある。植物は一度海から陸に上がってきたのに対して、トチカガミの仲間の一部は海へと戻っていきました。
ウミショウブ属 Enhalus
ウミショウブ、1種の属。日本では八重山諸島以南、海外では太平洋諸島海岸などに自生している。
リムノビウム属 Limnobium
北アメリカ南部から南アメリカに約3種ある。代表種はアマゾンフロッグビット。雄花と雌花がつきます。
ミズオオバコ属 Ottelia
21種が知られており熱帯から温帯域に広く分布する。日本にはミズオオバコが自生している。。
リュウキュウスガモ属 Thalassia
2種が知られ1種がカリブ海周辺に、1種が日本の沖縄などを含む太平洋諸島周辺に広く分布する。リュウキュウスガモがよく知られている。
セキショウモ属 Vallisneria
2〜6種が知られており熱帯から温帯の湖沼や河川に見られる水草。日本でも セキショウモなどが自生しており一部の種がアクアリウムで使われている。
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