ウルシ科   Anacardiaceae 
                      
                      70属875種が世界の熱帯域〜亜熱帯、温帯にかけて自生している。日本では伝統工芸として漆塗りがあり、庭木ではスモークツリー、果樹ではマンゴーやカシューナッツなどが含まれる。すべてが木本性の植物のようで、熱帯のものは高木が多い。 
                      
                      コティヌス属   Cotinus 
                      スモークツリーがこの属になります。アメリカ、南ヨーロッパ、中国にそれぞれ一種類ずつ分布している。 
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                      マンゴー属  Mangifer 
                      果物の代表選手であるマンゴー。マレー半島を中心に40〜60種あるといわれている。数種類が果実を利用し食べられているというが、一番なのはやはりマンゴーのようだ。 
                        
                        オペルクリカリア属  Operculicarya
                        5種が知られており、マダガスカルに自生している。
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                       ランシンボク属  Pistacia 
                      9種が知られており地中海沿岸地方、アジア、マレーシア、北米南部や中央アメリカなどに分布する。ナッツで知られるピスタチオはこの仲間の種です。ランシンボク(カイノキ)が庭園樹や街路樹などに使われている。 
                      
                      ウルシ属  Rhus 
                      ウルシを代表とする属で熱帯〜温帯にかけて200種ほど知られている。ウルシは日本で独特の文化があり漆塗りなど伝統文化として大事にされており、また、ハゼノキから採る蝋は和ロウソクの原料となっている。ウルシはかぶれることでも有名な植物で、一部の方は要注意です。 
                      
                      スチヌス属  Schinus 
                      27種が熱帯アメリカに分布する。日本では香辛料や花材に使うピンクペッパーが知られる。 
                       
                     
                    
                    ドクウルシ属  Semecarpus
                    75種が知られておりインドシナ〜ニューカレドニア、フィジー、熱帯アジア圏に分布する。台湾に タイトウウルシが自生している。
                    
                     スポンディアス属  Spondias
                    熱帯アジアと熱帯アメリカに10種分布している。一部の種が果樹として利用されており タヒチモンビンが有名。
                    
                    
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