ヤナギ科 Salicaceae
2属435種が北半球に多く自生していおり、ポプラ属とヤナギ属がある。どちらも庭木や細工物などに利用されているものがある。現在APG分類によりイイギリ科が含まれるようになり55属1010種となっています。
アザラ属 Azara
以前はイイギリ科だったが現在はヤナギ科へまとめられている。10種が知られており南アメリカに分布する。日本ではあまりなじみがないが随分前の展示会で
アザラの仲間が紹介されていた。
イイギリ属 Idesia
1種のみの属でイイギリが山中や公園樹として見られる。イイギリ科よりヤナギ科へ移っています。
ヤナギ属 Salix
400種が寒帯〜温帯域にかけて自生する。ヨーロッパや中国に自生が多いようだ。日本ではシダレヤナギが街路樹や切り枝で利用されたり、その他の樹種ではマッチの軸や細工物に利用されている。
トゲイヌツゲ属 Scolopia
37種が知られており、旧世界の熱帯域に広く分布する。台湾にて
トゲイヌツゲを山中にてみれた。
クスドイゲ属 Xylosma
以前はイイギリ科だったが現在はヤナギ科へ移っています。85種が知られており熱帯域に広く分布しており、日本をはじめ熱帯アジア、オーストラリア、アメリカ、ニューカレドニアなどに見られる。日本には
クスドイゲが自生している。