表紙へ
園芸手帳TOP
バラがいっぱい
科で検索
学名で検索
豆知識かな
追加・追記・更新
日本・世界のお花
アメリカ(ハワイ)
オーストラリア
中国(雲南省)
スリランカ
台湾
韓国
山梨県
島根県
沖縄県
千葉県
京都府
神奈川県
静岡県
お買い物
書籍
虫篭
花見る人-Flowerwatcher-



フキタンポポ     キク科  Tussilago farfara
別名:カウフォート、コルツフット、コルツフート
英名:Coltsfoot、Coughwort
性状:多年草
原産地:イギリス〜北ヨーロッパ
特徴など:花がタンポポに、葉が蕗に似ているところから和名がきている。現地では原野や林の中など肥沃でない土地に生える。花が咲くときは葉が展葉せず、花後に葉が開く。根茎を伸ばし増えて行く。漢名を款冬〔カントウ〕。古くからヨーロッパでは咳止めや痰きりのハーブとして2000年も前から伝えられていて、1900年前のローマの大学者プリニウスの著書である『博物誌』の中で「喘息や感冒、咳にはこの葉を燃やした煙を吸うと良い」と記しており、古くから薬草として知られていた。また、たばこ草とも呼ばれ今日でも薬用タバコに用いられている。英名のカウフォートは咳治し草の意。またコルツフートは子馬の足を意味している。葉にはビタミンCと亜鉛を含みサラダやスープに入れて食べたり、粉末にしてハーブタバコ、咳や皮膚の潰瘍や炎症治療にする。花はカタルや痙攣や炎症を軽減し、免疫細胞を活性化させるのに役立つという。一部では有害の恐れのあるアルカロイドが含まれているので使用を禁止している国もあるが、茹でるとそれが壊されることも研究で示唆されている。(写真:国内)
育て方とあとちょっと:鉢物として暮れにかけて出回り、まだ固いつぼみの状態が多い。少し湿っているほうが良いので土は極端に乾かさないようにする。ただし夏は涼しいほうが良いので極端な過湿は避け涼しい場所で管理する。根伏せ(根挿し)で増やす。

(3月撮影:国内)
他のサイトへリンクしています↓(購入したい方向け・時期により販売していない場合もあります)


TOPへ     キク科