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カントンアブラギリ     トウダイグサ科  Vernicia montana(←Aleurites montana)
中名・中文・台灣:千年桐、廣東油桐
英名:Wood oil Tree , South china wood
性状:常緑小高木
原産地:中国、台湾(帰化種とも記されている)、ミャンマー、タイなど
特徴など:花が美しいアブラギリの仲間。以前はククイノキの属でしたが現在はこちらへと変わっているようです。ククイノキの花の大きさに比べるとこちらは大きくて観賞価値も高いが花の位置も高いかな。雌雄異株で写真の落ちていた花は雄花のようです。拾った実は別の場所ですが、表面にしわがあり、覚えやすい実の一つです。葉が古くてカサカサになっていますが葉と葉柄の間に二個の蜜腺が見られます。ククイノキと同様に種子から油を採り薬用、油脂用として利用されています。小さいときはアオギリにも見えますが葉に蜜腺があるので違いが判ります。(写真:台湾)

(12月撮影:台湾)

(12月撮影:台湾)

(12月撮影:台湾)

(12月撮影:台湾)

(12月撮影:台湾)

(12月撮影:台湾)

(12月撮影:台湾)

(12月撮影:台湾)

小さいときはアオギリにも見える。(5月撮影:台湾)


アブラギリ     トウダイグサ科  Vernicia(←Aleurites) cordata
別名:ドクエ
性状:落葉高木
原産地:日本(中部以西〜九州)、中国、朝鮮半島、台湾
特徴など:種子から油を採集し、桐油として利用されている。有毒なため一般的ではないが油紙やニスなどに利用されている。(←現在も?)花がかわいく綺麗そうなのでいずれ写真に撮りたいが、背が高くて今は難しいなぁ。(写真:国内)
薬用として:種子から油を採り桐油として使われている。有毒なため一般に使われていないようだが・・・。成分はα-elaeostearic acid。

(2月撮影:国内)


シナアブラギリ     トウダイグサ科  Vernicia(←Aleurites) fordii
別名:オオアブラギリ
性状:落葉樹
原産地:中国
特徴など:油を採油するために栽培されている。(写真:国内)
薬用として:種子油を桐油と呼びペイント用の油として使われている。樹皮はタンニンを多く含むので染色などに用いられる。

 

(10月撮影:国内)

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