ジョチュウギク 除虫菊 キク科 Tanacetum cinerariifolium (Chysanthemum または Pyrethrum) |
別名:シロバナムシヨケギク、シロムシヨケギク、ダルマチヤジョチュウギク |
性状:多年草 |
原産地:旧ユーゴスラビア |
特徴など:昔はマトリカリア(Matricaria)属とされていた。草丈は約50cmくらいになり、よく分枝する。蚊取り線香の原料として知られ、殺虫成分であるピレトリン(ピレスリン)を花の部分に多く含んでいる。特に子房の部分に多く含み満開時が特に多い。花が満開のときに収穫し乾燥したものが生薬の除虫菊花と呼ばれ、それを粉末にし蚊取り線香の原料にしたり、石油乳剤に加えて農業用殺虫剤として使われる。日本には明治初期に導入され、薬用として大量に栽培されたが、戦後合成品による蚊取りマットなどにより減少していった。和歌山県で最初に栽培され後に北海道、中国地方、四国の諸県をはじめ全国的に栽培され第二次大戦前には世界的な最大産地として記録されている。同じ属の仲間にアカバナジョチュウギクがある。(写真:国内) |
季語:ジョチュウギクは夏の季語。 |
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(4月撮影:国内) |
(4月撮影:国内) |
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