アオギリ科 Sterculiaceae
熱帯域から温帯にかけて67属1500種が自生している。高木や低木が主で、草本性が少しだけある。カカオやコラノキなど有用な植物のほかに庭園など庭木に使われる樹種もある。現在のAPGV分類によりすべてアオイ科にまとめられています。
ブラキキトン属 Brachychiton 31種がオーストラリアやニューギニアに分布している。数種類が観葉植物として利用されており、ブラキキトンの名前で流通している。
アオギリ属 Firmiana 12種が旧世界の熱帯〜亜熱帯にかけて自生が見られる。日本では街路樹で使われているアオギリがある。
フレモントデンドロン属 Fremontodendron カリフォルニアなどに3種ほどが自生している。みな樹木で園芸品種も作られている。ただ、日本の気候の高温多湿にはちとつらいようだ。黄色で綺麗な花が咲く。 フレモントデンドロンへ
ヘルマンニア属 Hermannia 南アフリカなどの熱帯〜温帯にかけて100種以上が自生している。日本ではあまりなじみないが、最近香りの良いハニーベルが販売されている。
ゴジカ属 Pentapetes 1種が知られておりインドシナ周辺に分布する。花が綺麗なのでゴジカが観賞用に栽培されています。
ステルクリア属 Sterculia 150種が熱帯地方に分布している。観葉植物としてピンポンノキが利用されているが種類によって種を食用にすることもあるようだ。
テオブローマ(カカオノキ)属 Theobroma カカオといったほうがわかりやすい。20種ほどが熱帯アメリカに自生する。
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