ヒガンバナ科 Amaryllidaceae
約65属725種あるとされる。温帯から熱帯域に自生し、南アフリカやヨーロッパ、南米などに自生が多い。近年のAPG分類によりヒガンバナ科には以前ユリ科だったものなどが入り、ネギやアスパラガス、ツルバキアなどが含まれるようになりました。
クリナム属 Crinum 120種が世界の熱帯〜温帯に自生している。海岸地帯に自生するハマユウなどがあり、他の属との交配により園芸品種が作られている。
エウカリス(アマゾンユリ)属 Eucharis 17種ほどが熱帯アメリカに自生する。日本ではユーチャリスが婚礼のブケーの花材に利用される。
ガランツス属 Galanthus 12種がヨーロッパからイランにかけて自生する。みな花が似ているが日本では花の大きい種類のスノードロップが人気。
レウコユム属 Leucojum モロッコやイランを含めたヨーロッパ圏に約10種類が自生する。日本ではスノーフレークが一番知られている。
スイセン(ナルキッスス)属 Narcissus 非常に多くの品種があるが原種は27種。そのほとんどがヨーロッパや地中海地方。数系統に分けられており、日本でも非常に人気がある。香りのあるもの、早春から楽しむものなどなど。日本では日本スイセンがよく見かけるし、球根でもよく売れている。
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