ヒヤシンス科 Hyacinthaceae
以前はユリ科となっていたが近年の分類法により分けられた。41〜70属700〜1000種あるといわれ、地中海沿岸〜南アフリカに多い。 現在ヒヤシンス科に分けられたこれらの属は現在はAPG分類によりキジカクシ科へまとめられています。
ボーウィエア属 Bowiea ソウカクデンのみの1種が南〜東アフリカに自生する。
チオノドクサ属 Chionodoxa 6種が地中海沿岸東部や小アジアなどに分布しています。球根性でチオノドクサの名前で販売され園芸で広く使われています。
エウコミス属 Eucomis 10種が南アフリカに分布する。そのうち1種が東アフリカに産する。パイナップルリリーの名で切花や花壇に利用される。
ヒヤシンス属 Hyacinthus 3種が地中海沿岸地帯、西アジア〜中央アジアにかけて分布しています。ヒヤシンスの名前で秋に球根が販売され、水栽培や花壇に植栽される。
ラケナリア属 Lachenalia 101種が南アフリカに自生している。原種のままで観賞されたり、交配種も作出されている。白〜黄色〜オレンジ〜ブルーなど花色も多い。 ラケナリアへ
レデボウリア属 Ledebouria 80種が熱帯アフリカや南アフリカに分布する。レ・ソキアリスが良く栽培される。
ムスカリ属 Muscari 30種がヨーロッパを中心に地中海沿岸にかけて分布している。日本ではムスカリ・アルメニクムをはじめ数種類が栽培されている。
オルニトガルム属 Ornithogalum 200種がユーラシア大陸やアフリカ大陸に分布しており、特に南アフリカに多い。観賞用や切花用に数種類が育てられている。オーニソガラムへ
スキラ(シラー)属 Scilla 40種がユーラシア大陸の温帯域に分布する。日本では野原などにツルボが自生している。また、園芸ではシラーの名前で球根や切花が販売されている
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