イワタバコ科 Gesneriaceae
147属3311種が世界の熱帯〜亜熱帯域に自生する。半日陰に強いものが多く、セントポーリアやストレプトカーパス、エスキナンサスなど鉢物に利用されている種類が多い。
アキメネス属 Achimenes 22種が中南米の熱帯域に自生する。アキメネスは鉢物として利用されており、交配種も多い。以前は球根も販売されていたが最近見かけなくなった気がする。
エスキナンツス属 Aeschynanthus 140種がインドネシアや周辺の島々や国に分布しています。エスキナンサスの名で数種類が販売されています。
キリタ属 Chirita 130種がインドネシア周辺諸島、中国などに分布する。 キリタへ
イワタバコ属 Conandron イワタバコの1種とその変種のみの属で日本と中国、台湾に自生しています。
ミズビワソウ属 Cyrtandra 550種がマレーシアに特に多く、他太平洋諸島に見られる。日本では西表にミズビワソウが自生する。
エピスシア属 Episcia 9種が熱帯アメリカに自生する。最近はエピスシアを店頭で見かけなくなった気がする。
ネマタンツス属 Nematanthus 30種が知られておりブラジルの南部〜南東部に広く分布する。ヒポシルサの名前で販売されている鉢物がよく知られています。
セントポーリア(アフリカスミレ)属 Saintpaulia 東アフリカを中心に自生しており約20種類がある。セントポーリアは原種との交雑により非常に多くの系統と品種があり人気のある鉢物で現在も多くの品種が毎年作出されています。
スミシアンタ属 Smithiantha 7種が知られておりメキシコやグアテマラに分布する。日本では一部の植物園で見られるようだ。 スミシアンタへ
シンニンギア属 Sinningia 60種が知られており園芸種として栽培されているものもある。熱帯アメリカに分布している。グロキシニアの名前で販売されている園芸種はこのシンニンギア属で、このほか多肉植物扱いでダンガイノジョオウがある。
ストレプトカーパス属 Streptocarpus 130種が知られ、熱帯〜南アフリカ、マダガスカルに広く分布する植物です。日陰に強い園芸植物として扱われ、多くの交配品種もあります。一般にはストレプトカーパスの名前で販売されています。
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