メギ科 Berberidaceae
主に北半球に多く自生しており約14属701種が知られている。植栽に使われる樹木が多くナンテンやメギ、山野草ではイカリソウなどがある。近年メギ科の中から一部、科が分かれているものもある。
メギ属 Berberis 500種近くがユーラシア大陸や北アフリカ、熱帯アフリカ、アメリカに分布している。日本にも山野にメギなどが自生している。ヒイラギナンテンなどのマホニア属はこのメギ属へまとめられています。
ルイヨウボタン属 Caulophyllum 3種が知られアジア北東部、北アメリカ東部に分布する。日本にはルイヨウボタンが山地に自生している。
サンカヨウ属 Diphylleia 3種が知られており、北アメリカ東部、中国、日本にそれぞれ分布している。日本にはサンカヨウが自生している。
ミヤオソウ属 Dysosma 7種がアジア東部に分布している。日本ではミヤオソウ(ハッカクレン)が栽培されている。
イカリソウ属 Epimedium 44種ほどが知られており、北アフリカ、北イタリア、カスピ海沿岸地帯、ヒマラヤ、アジアなどに自生する。トキワイカリソウやイカリソウがよく栽培されている。
ヒイラギナンテン属 Mahonia 東アジアから中央アメリカにかけて分布する樹木で約100種が知られている。日本ではヒイラギナンテンが植栽に利用されている。→現在メギ属へまとめられています。
ナンテン属 Nandina ナンテンの実の属で、インド〜日本にかけて分布する。
ポドフィルム属 Podophyllum 5種が北アメリカ東部や、ヒマラヤ、アジア東部などに自生する。ポドフィルムへ
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