この科は世界に約94属1400種ほどある。木本性のものが多く落葉性(ニシキギ)のもの、常緑性(マサキ)のもの、つる性(つるマサキやツルウメモドキなど)のものもある。葉は対生と互生どちらもある。花は離弁花で両性花が多いが雌雄異株のもある。子房上位で果実はさく果、液果、核果、翼果などいろいろある。種子は仮種皮に包まれたものが多い。
ブレクシア属 Brexia 1種のみの属でブ・マダガスカリエンシスが知られている。
ツルウメモドキ属 Celastrus 32種が熱帯〜温帯にかけて分布しており、日本や中国の山野にも自生している。日本には4種あり、実のついたツルウメモドキを装飾に使う。
ニシキギ属 Euonymus 日本、アジア、ヨーロッパ、中国北部中央部、マダガスカル、オーストラリアに約175種が分布。日本には17種ある。この属にはマサキやニシキギ、マユミが含まれている。
ハリツルマサキ属 Maytenus 200種が熱帯から温帯にかけて分布している。日本では沖縄にハリツルマサキが自生している。
スタクホウシア属 Stackhousia 14種がオーストラリアに分布しており、1種がニュージーランドに自生している。ス・モノギナが西オーストラリアに広く自生している。
クロヅル属 Tripterygium 変種も含め3種ほどあるようだ。日本にはクロヅルが自生しており、中国や台湾などにはタイワンクロヅルが分布している。
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