アジサイ   アジサイ科(←ユキノシタ科)  Hydrangea macrophylla
性状:落葉低木
アジサイは現在6グループに分けられており、下の基本種があってさらにそれぞれ系統わけされているようです。
@ガクアジサイ H. macrophylla f. normalis
別名:ガク、ガクバナ、ガクソウ  
自生地:本州(房総、三浦半島、伊豆諸島、和歌山県神島)、四国(足摺岬)
特徴など:中心は細かい萼片の無い花があり、外側は4〜5枚の装飾花が付いています。古くから園芸化されています。

(5月撮影:国内)
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Aアジサイ H. macrophylla f. macrophylla ガクアジサイの中心の部分(両性花)にも装飾花がある手まり状のアジサイです。
Bハイドランジア H. macrophylla f. hortensia 萼の色が本来のアジサイに無い色合いのものをさしています。
Cモモイロアジサイ H. macrophylla f. mariesii ガクアジサイよりも装飾花が多く、ピンク色になる種類です。
Dアカバナアジサイ H. macrophylla f. veitchii 装飾花の萼片がさらに大きくなっている種類です。
Eハイドランジア・マクロフィラ・ロゼア H. m f. rosea ヤマアジサイのベニガクのような色合いの花です。
Fウズアジサイ   H. macrophylla f. concavosepala 花の形がウメの花のように丸くなり、一枚の花弁を見ると縁がくるりと丸くなっている。古い時代から知られていたらしい。時折通常花が咲いてしまうことがある。
特徴など:アジサイの葉は無毛で萼片には鋸歯があります。アジサイは日本原産の樹木でシーボルトによって海外に紹介されました。ガクアジサイは伊豆や伊豆七島、房総半島や高知、和歌山などの海岸地帯に自生している。
育て方:庭木としても良く使われていて、5月から7月にかけてよく見かけると思います。移植のとても嫌いな植物なので植えるところは一度植えたら変えない場所に植えます。また、挿し木で簡単に根付くので、どうしても移植したいときや増やしたいときは、挿し木をお勧めします。
追伸:ヤマアジサイとガクアジサイとアジサイはみんな、元は一緒だと思っていました・・・・・調べてみるもんだ。

ハワイの山のほうに咲いてました。(9月撮影:ハワイ・カウアイ島)

いい感じにすがれになっています。(10月撮影:国内)

(10月撮影:国内)

(10月撮影:国内)

(10月撮影:国内)

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紫陽花について:アジサイは周知のとおり花色が変わる植物です。酸性土壌では青くなり、アルカリ土壌では赤色になってきます。また、土壌中の肥料の量によっても花色は変化します。窒素が少ないと紅色が藤色に、窒素分が多くカリ分が少ないと紅色が強くなり、カリ分が多いと青色が強くなる。近年の品種は青系や赤系の品種のためか青をピンクや赤に変えようとするとあまり綺麗な色にならない気がします。アジサイを育てていると古くなった木を剪定したり、枯れているところを掃除するとシロアリが出てくるときがあります。家のそばででてくると少し心配になります。自分ではカルホス粉剤をかけて水をたっぷりかけて薬を浸透させて駆除しています。とりあえずそれで安心しています。
薬用:葉を民間薬でマラリアの治療に使っていたらしい。
和歌:紫陽花の八重咲く如くやつ世にを いませわが夫子見つつしのばむ(万葉集:巻二〇の四四四八)
季語:夏です。

アジサイ    紫陽花  Hydrangea macrophylla var. otaksa
特徴など:上の表記とは別に載せましたが、ガクアジサイが母種となっているようで、古くは奈良時代からあったとされています。

アマチャ  甘茶  Hydrangea macrophylla var. thunbergii
別名:コアマチャ
性状:落葉低木    樹高:0.7〜1mほど
特徴など:4月8日の花祭りに使う甘茶は木の葉を乾燥させて作ります。装飾花は最初淡い青だが後に赤味がかってくる。アマチャは日本特産種で中国にはない。アマチャは野生のヤマアジサイが変異したものと考えられている。生のアマチャの葉は苦くてきちんと発酵処理をして甘みを出させます(昔は知らなくてかじってみました。苦い・・・)。花は咲かせないように蕾のうちに摘み取り、8月のお盆のころに葉を摘んで日干しをする。その後水で湿らせ、干す。生乾きのときに手で揉んでまた、陰干しをして出来上がり。
薬用として:漢方薬としての薬効成分は甘みにフィロズルチン、イソフィロズルチンがありこれらはサッカリンよりも甘みがあるらしい。用途は甘味料や口腔内の清涼原料など。また、糖尿病患者の砂糖の代用品などに利用。生薬名は甘茶(アマチャ)

オオアマチャ     アジサイ科  Hydrangea macrophylla var. oamacha
性状:落葉低木
自生地:
特徴など:アマチャよりも大きく育つ。(写真:国内)

アマギアマチャ     アジサイ科  Hydrangea macrophylla var. amagiana (angusta)
性状:落葉低木
自生地:伊豆半島
特徴など:葉を甘茶の代わりに使うそうです。(写真:国内)

(5月撮影:国内)

(5月撮影:国内)

セイヨウアジサイ   西洋紫陽花   アジサイ科  Hydrangea
特徴など:日本のアジサイがヨーロッパに持ち込まれたのは1790年ごろで、中国からジョセフ・バンクス氏がロンドンのキュー植物園に持ち込んだのが最初でした。19世紀の初めには紅色のアジサイが作られ、20世紀にはベルギー、オランダなどが育種をし現在の品種群の基礎となっている。これらがにちに日本に入ってきてハイドランジアまたは西洋アジサイと呼ばれるようになりました。いろいろな品種の写真は下のアイコンから見に行けます。アジサイの写真室へ

ヤマアジサイ    Hydrangea serrata  (H. macrophylla var. acuminata)
別名:サワアジサイ
性状:落葉低木
原産地:関東地方以西〜九州、韓国などの低山の湿った林内にみられる。
特徴など:葉は対生で無毛です。花色や装飾花部分に変異が多く、たくさんの品種がある。樹高は1〜1.5mほどになります。花色は白、淡い青、淡紅色などがあります。(写真:国内)

(6月撮影:箱根・仙石原)

(6月撮影:国内)

(6月撮影:国内)

(7月撮影:国内)

ベニガク     アジサイ科  Hydrangea macrophylla var. acuminata cv. rosalba
性状:落葉低木
自生地:
特徴など:ヤマアジサイの品種のひとつ。結構、庭に植えられている。(写真:国内)

カシワバアジサイ   Hydrangea quercifolia         
性状:落葉低木
原産地:北アメリカ
特徴など:葉の形が柏に似ているところからこの名前が付きました。日本のアジサイと違って手毬形ではなく、穂状の大きくなる円錐花序です。花色は白で八重咲きの品種もあり、どちらとも立派な花です。葉は秋に紅葉します。鉢植えなどで手に入れたときよりも2年目、3年目と作りこんでくるとだんだんと、とてもよい風情になります。(写真:国内)

若葉には産毛

蕾があがってきました(4月中旬)

ツルアジサイ     アジサイ科  Hydrangea petiolaris
別名:ゴトウヅル、ツルデマリ
古名:たまかづら
性状:つる性落葉樹
原産地:日本(北海道〜九州)、サハリン、朝鮮半島南部
特徴など:樹木などに絡んで登って育つアジサイの仲間。他の幹に絡んでいくので花が咲くととても目立つ。(写真:国内)
和歌:玉葛花のも咲きて成らざるは 誰が恋ならめわが恋ひ念ふを(万葉集:巻二の一〇二)

(6月撮影:神奈川)

(6月撮影:神奈川)

(6月撮影:神奈川)

(6月撮影:神奈川)

(6月撮影:神奈川)

(5月撮影:国内)

コアジサイ     アジサイ科  Hydrangea hirta
性状:落葉低木
自生地:関東地方以西〜九州
特徴など:装飾花がなくてガクアジサイの中心の部分だけのような感じ。(写真:国内)

(6月撮影:神奈川)

(6月撮影:神奈川)

(6月撮影:神奈川)

(6月撮影:神奈川)

(10月撮影:箱根)

(10月撮影:箱根)

タマアジサイ     アジサイ科  Hydrangea involucrata
性状:落葉低木
自生地:本州
特徴など:日本固有種。花が咲く前の状態が蕾のようになっていて面白い。(写真:国内)

(7月撮影:国内)

(7月撮影:国内)

(7月撮影:国内)

(7月撮影:国内)

(7月撮影:国内)

(7月撮影:国内)

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