ノイバラ 野薔薇 Rosa multiflora 別名:ノバラ、古名を宇万良(ウマラ)、茨(ウバラ)といっていた。 |
性状:落葉低木 |
原産地:日本、朝鮮半島、中国 |
特徴など:高さが2mくらいになり、茎には刺がある。葉は奇数羽状複葉で互生する。葉の表面は光沢が無く、葉柄に托葉がある。白い五弁の白い花を5月ごろから咲かせ秋に赤い小さな実をつける。庭木や垣根、切花、また品種改良されたバラなどの重要な接木の台木として使われる。実際には台木以前に古くにヨーロッパなどに渡ったことで今までになかった房咲き性の性質を導入する元となった。秋に彩りを添える赤い小さな実は綺麗。切り枝としてよく利用されている。(写真:国内) |
薬用として:果実を乾燥して用い[営実(エイジツ)]と呼ばれている。瀉下、利尿剤、浮腫、便秘などに使う。また、花や果実はホワイトリカーにつけて果実酒、花酒としてもよい。 |
和歌:道の辺の荊の未にはほ豆の からまる君を離れか行かむ(万葉集:巻二十の四三五二) |
季語:ノバラの花が夏の季語として使われる。 |
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(12月撮影:国内) |
(6月撮影:箱根・仙石原) |
(6月撮影:箱根・仙石原) |
(10月撮影:国内) |
(5月撮影:千葉県) |
(10月撮影:箱根・仙石原) |
(6月撮影:山梨) |
ピンク色の花が咲くタイプ。 (6月撮影:山梨) |
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