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マコモ     イネ科   Zizania latifolia
古名:はながつみ、こも
性状:多年草
原産地:日本(北海道〜南西諸島)、アジア大陸
特徴など:大きく育つ水辺の植物。水際の根元が病気(黒穂病)になって膨らんだもの(マコモタケと呼ぶ)を中華料理で食べる。以前食べたけどなんだかふかふかした感じでなんともいえない食感。あんかけ風でなかなかGOOD。日本に自生するマコモはこの病気にかかってもマコモタケにはならずに黒い菌の塊になるだけ。しかしこれはこれでマコモ墨と呼ばれ、かつてはお歯黒用に用いられていた。(写真:国内)
和歌:はながつみ、こもと呼ばれていた。中臣の女郎の、大伴の宿禰家持に贈れる歌 「おみなえし佐紀沢に生ふる花勝美 かつても知らぬ恋もするかも」(巻四の六七五) 、 「飼飯の海の庭よくあらし刈薦の 乱れ出ず見ゆ海人の釣船」(巻三の二五六)

(6月撮影:国内)

(6月撮影:国内)

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