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イネ科  Gramineae(Poaceae)

世界に707属、約11330種以上はあるとされるとても大きな科。特に熱帯域から温帯域に分布する植物群。一年草、多年草、竹・笹類のような植物。花は穂状花序が多いが他に円錐花序や総状花序があり、その多くが風媒花。多くの種類が茎が中空で葉や茎は平行脈を持つ。人の生活に特に重要な植物も多く、穀物や動物の飼料としてイネ、麦、とうもろこしなど、また工芸品を作る上では竹類、糖類を採る作物としてサトウキビなど、観賞用や造園などではパンパスグラスや笹・竹類などなど多岐にわたる。実はイネ科はラン科同様に一番進化しこれからも発達していく植物だそうだ。花に無駄を無くしたりなど色々なことをした、進化(?)した植物といえるのだろうか。


カモジグサ属  Agropyron
15種が旧世界の温帯域に自生している。日本にもカモジグサが道端などで見ることができる。


ヌカススキ属  Aira
8種がヨーロッパや地中海沿岸地帯〜イランなどに分布している。一部が帰化植物で広がっている。
アイラ


アムフィポゴン属  Amphipogon
9種が知られオーストラリアに分布しています。
アムフィポゴン


ハルガヤ属  Anthoxanthum
ヨーロッパからシベリアのユーラシア大陸の温帯域に分布する仲間で18種が知られている。この中にはバニラグラスがある。


コブナグサ属  Arthraxon
26種が知られ温帯アジア〜オーストラリアにかけて広く分布する。日本にはコブナグサが自生している。


アルンディナリア属  Arundinaria
8種が知られており、ヒマラヤからアジア東南部に広く分布している。台湾で見たア・ウサワイは固有種で山地に自生している。

ダンチク属  Arundo
3種が地中海沿岸地帯から台湾、アジア圏まで自生が見られる。古くから材を色々な用途で利用してきたようだ。ダンチクが日本でも河原などで見られる。


カラスムギ属  Avena
温帯から熱帯にかけて約70種ほどが知られています。エンバクは家畜用の飼料として利用したり最近はねこ草としてペット用にも販売されています。


アオクソノプス属  Axonopus
35種が熱帯〜亜熱帯のアメリカに自生し、アフリカに1種ある。地被植物として数種類が利用されている。日本では見かけないがスリランカでは芝生代わりにア・コンプレススが使われていた。


ホウライチク属  Bambusa
100種以上が知られており旧世界の温帯〜熱帯域にかけて広く分布しています。中国は特に多く分布しています。日本では中国原産のホウライチクが栽培されています。

スズメノチャヒキ属  Bromus
100種ほどが温帯域に広く分布している。日本ではスズメノチャヒキノゲイヌムギが良く見られる。


ノガリヤス属  Calamagrostis
230種が温帯域に広く分布しています。日本にはノガリヤスヤマアワなどが自生しています。


ツクシガヤ属  Chikusichloa
3種が中国、日本に分布する。西表には固有種のイリオモテガヤが自生する。


クロリス属  Chloris
40種が熱帯〜温帯域にかけて広く分布しています。日本ではアフリカヒゲシバなど数種類が帰化植物として広がっています。


コルタデリア属  Cortaderia
24種が南アメリカやニュージーランド、ニューギニアなどに分布しています。パンパスグラスが公園などに植栽されています。


オガルカヤ(キムボポゴン)属  Cymbopogon
56種が知られており、全世界の熱帯域から温帯にかけてそれぞれ分布する。特に知られているのがレモングラスで香辛料のひとつとしてなくてはならないもののひとつである。日本では河原などにオカルガヤが自生する。


カモガヤ属  Dactylis
5種ほどがユーラシア大陸に分布している。日本ではカモガヤが緑化植物で入ってきたものが帰化植物として各地で広がっている。


ダクティロクテニウム属  Dactyloctenium
約10種が温帯域に自生している。日本では沖縄などに自生があるようだ。タツノツメガヤなど。


マチク(デンドロカラムス)属  Dendrocalamus
メンマに使う筍はこの仲間のマチク。熱帯アジアに約35種がある。インド、スリランカ、中国、フィリピンなどに自生が見られる。代表的なものにジャイアントバンブーがある。


メヒシバ属  Digitaria
220種が熱帯〜温帯域にかけて広く分布する。よく見かけるのはメヒシバだろう。


ディノクロア属  Dinochloa
とてもユニークな蔓性の竹があります。フィリピン〜ビルマにかけて約25種ほどが知られています。日本では植物園でディノクロア・スカンデンスがありました。


タツノヒゲ属  Diarrhena
4種がアジア東部や北アメリカに分布する。山地にタツノヒゲが自生している。


オニササガヤ属  Dichanthium
20種が旧世界の熱帯域に分布する。オニササガヤなど数種類が帰化植物として熱帯地域に広がっている。


ヒエ属    Echinochloa
約35種が温帯域の湿地や野原などに自生している。五穀の内の一つであるヒエがこの属。ヒエは雑草で見かけるイヌビエが起源といわれている。


オヒシバ属   Eleusine
約8種が知られている。よく見られるのはオヒシバ


フェスツカ(ウシノケグサ)属  Festuca
温帯域を中心に約450種知られており、草本性の植物で一年草〜多年草がある。欧米などではグラスガーデンやロックガーデンなどに用い、日本では最近になって一部が観賞用に用いられている。また、牧草や緑化に使われたものが全国に広がって帰化植物となっている。
野草や野生化しているフェスツカ


ウラハグサ属  Hakonechloa
ウラハグサ(フウチソウ)1種のみの属で、日本が原産地。


インヨウチク属  Hibanobambusa
1種のみの属でインヨウチクが島根県の特定の地域に自生している。

コウボウ属  Hierochloe
現在はハルガヤ属にまとめられています。


ヒエガエリ属  Holcus
8種が知られヨーロッパや地中海沿岸地方、中央アジアなどに分布する。日本ではヒエガエリが自生している。


ハイグロリザ属  Hygroryza
1種のみの属でウキクサのように水面に浮かんで育つ。インドや、スリランカが原産地。水草としてハイグロリザが販売されている。


チガヤ属  Imperata
8種が熱帯〜温帯にかけて自生している。日本にもチガヤが自生している。


チゴザサ属  Isachne
50種が熱帯から温帯にかけて分布しており、日本にもチゴザサが自生している。


ミノボロ属  Koeleria
35種が知られ温帯域や暖帯域に多く自生している。日本ではミノボロが道端などに見ることができる。


ラグルス属  Lagurus
1種、ラグラスのみが地中海沿岸に自生する。ドライフラワーに良く使われる。


ラマルキア属  Lamarckia
1種のみの属で地中海沿岸に自生している。広く帰化植物として広がっているようだ。日本でもノレンガヤの名前が付いている。


ドクムギ属  Lolium
ユーラシア大陸に8種ある。日本に自生しているものは皆、帰化植物。イタリアンライグラスが牧草や芝草として知られている。

ササクサ属  Lophatherum
2種のみが知られアジア東部、インドシナ周辺とオーストラリアに知られる。日本でもササクサが自生する。


コメガヤ属  Melica
80種が温帯域に分布している。日本ではコメガヤが山地に自生している。


イブキヌカボ属  Milium
4種が知られ北半球の旧世界と北アメリカに広く分布している。日本ではイブキヌカボが自生している。


ススキ属  Miscanthus
20種が旧世界に多く、南アフリカや東アジアなどに自生する。日本ではススキが月見などに利用するほか、かつては萱葺屋根などの材料に使われていた。現在は使用する場所も少ないことや、また、以外に生えているようだが、材料調達となると中々難しいようである。


ナスツス属  Nastus
15種が知られておりマダガスカルと周辺の島々、スマトラ島、ソロモン諸島などに分布する。
ナスツスへ

オプリスメヌス(チヂミザサ)属  Oplismenus
7種が熱帯〜温帯にかけて自生する。オプリスメヌスの名称で斑入りの種類がカラーリーフ兼グランドカバーで苗が販売されている。日本ではチヂミザサなどが自生する。


イネ属  Oryza
世界の主要作物であるイネがこちらです。熱帯に約25種が知られる。熱帯アジアやアフリカの湿地帯に野生する一年草から多年草。属名はイネのアラビア語のerus、もしくは古いギリシャ名oryzaに由来している。


キビ属  Panicum
500種以上あるとされ熱帯域〜温帯域まで自生している。穀物として重要なキビが有名。


スズメノヒエ属  Paspalum
330種が熱帯〜温帯にかけて分布する。帰化植物も少しあるようだが日本ではスズメノヒエが草地などで見られる。


チカラシバ属  Pennisetum
130種ほどが熱帯〜温帯域にかけて分布している。日本ではチカラシバが良く見られ、また、庭などにも植栽されることがある。


クサヨシ属  Phalaris
20種がヨーロッパ、地中海沿岸、アジア北部、アメリカ南北大陸に広く分布する。日本ではクサヨシや帰化植物のカナリークサヨシが自生しています。


ヨシ属  Phragmites
3種が世界中に自生する。主に湿地帯や水辺などに多い。茎などは丈夫なのでヨシズにされたり、パルプの原料やアルコールなどの燃料の作成など重要な植物でもある。湿地などではヨシやツルヨシが見られる。


マダケ属   Phyllostachys
約55種がヒマラヤ〜中国〜日本にかけて自生している。しかし、日本でよく見るモウソウチクマダケは中国原産。


イチゴツナギ属  Poa
日本には約20種類ほど、世界では200種以上があるとされている。温帯〜寒帯、熱帯域まで色々な場所で自生が見られる植物。似ているものも多く分類が難しい植物らしい。日本ではスズメノカタビラやイチゴツナギなどがよく見られる。


イタチガヤ属  Pogonatherum
3種がアジア圏に分布する。日本でもイタチガヤが自生している。


ヤダケ属  Pseudosasa
19種が知られておりアジア東部に分布しています。日本にはヤダケなど数種が自生しています。

サッカルム属  Saccharum
40種ほどが熱帯〜温帯にかけて分布する。この仲間には砂糖の原料であるサトウキビがある。


ササ属  Sasa
ササ属の名称は日本語からきているようですね。約60種が東アジアや日本に自生しています。庭園に植栽される種類も多く竹のように背丈の大きく伸びる種類から小鉢に小さく植えることのできる矮小の種類があり、用途によりさまざまな楽しみがあります。


スズダケ属  Sasamorpha
現在はササ属にまとめられています。


ヒイランチク属  Schizostachyum
50種が知られておりアジア東南部に広く分布する。
ヒイランチク属の仲間へ

ライムギ属  Secale
3種がユーラシア大陸、南アフリカに自生する。穀物として非常に重要な植物の一つとなっているライムギがある。


ナリヒラダケ属  Semiarundinaria
5種が中国と日本に自生する。観賞用にナリヒラダケが販売されている。


エノコログサ属   Setaria
エノコログサ属はキビ亜科に属するイネ科植物で、この仲間では小穂の基部に小枝が変化した剛毛があり、小穂が脱落した後も、残るのが特徴です。花は両性花。五穀として重要な穀物であるアワはこの仲間。
エノコログサ


オカメザサ(シバタエ)属  Shibataea
日本特産の竹であるオカメザサを含み、約8種が中国と日本に自生が見られる。


オオアブラススキ属  Spodiopogon
15種が知られトルコ〜日本にかけて分布する。日本では山野にオオアブラススキが見られる。


ネズミノオ属  Sporobolus
160種がアメリカ、アジア、アフリカなど広く分布する。ヒゲシバやネズミノオがよく知られている。


ステノタフォルム属  Stenotaphrum
7種が熱帯〜温帯にかけて分布している。セントオーガスチングラスが地被植物として利用されている。


スティパ属  Stipa
300種近くあり、温帯から熱帯などに広く分布する。日本ではエンゼルヘアーがガーデニング商材で販売されている。


ジザニア属   Zizania
インドから東アジアにかけて約3種ほどが知られている。中華料理などに利用されるマコモタケのマコモがこの仲間です。


シバ属  Zoysia
10種が東南アジア〜ニュージーランドなどに自生する。日本では芝庭や公園緑地でおおいに利用されているコウライシバやノシバなどが含まれる。


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