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ハボタン  葉牡丹   アブラナ科  Brassica oleracea var. acephala
別名:オランダナ
英名:Ornamental cabbage
性状:耐寒性一年草(本来は多年草)
原産地:ヨーロッパ西部と南部の海岸地帯(実際には改良種のため本当の原産地ではない)
特徴など:ケール(B. oleracea)を観賞用に改良した。日本には江戸後期(1778年)に渡来。当時はオランダナの名前で輸入された。葉の形に変異があり丸葉系、ちりめん系(名古屋縮緬)、葉に切れ込みの入るサンゴ系(1977年頃から販売・ケールとの一代交配種)などがあり、それぞれ地域名がついたり、さらに葉に細かい切れこみがあるクジャク系、かんざし系(1985年)もある。最近はミニ葉ボタンがよく売れていて、色の淡いつぐみという品種を小さく作ったものが売れている。品種改良のおかげで耐寒性も強くなりました。冬の彩りに欠かせない葉牡丹は大きい3株植えのものや大株の1本苗のものなどがよく販売されていて玄関先や冬花壇に利用されています。しかし、最近は先に出たように小さく仕立てた葉牡丹がコンテナガーデンや小さな正月用寄せ植えなどに利用されるようになり、新しい活躍をしているように思う。(写真:国内)
育て方:6月下旬から7月中旬頃より種をまくと暮れには大株に育つ。小さく育てるには少し遅く蒔くとよい。1ポットに何粒か種をまき、発芽後様子を見て間引く。ヨトウムシに気をつける。春、花が上がる前に芽を摘むと背の高い葉牡丹ができる。支柱を添えて育てると面白い。踊りハボタンという名前でよく知られる。
花言葉:祝福、利益
季語:葉牡丹は冬の季語

ちりめん

ちりめん

(9月撮影:ハワイ・カウアイ島)

(11月撮影:国内)

さんご葉タイプ(1月撮影:国内)

さんご葉タイプ(1月撮影:国内)

(1月撮影:国内)


ナノハナ   菜の花   アブラナ科  Brassica rapa var. amplexicaulis
性状:一年草
原産地:ヨーロッパ
特徴など:チリメンハクサイから分離選抜されたらしい。草丈は60〜80cm。花色は黄色。この科特有の4弁花。花を観賞する品種と野菜の菜花としての品種とがある。秋9月から10月にかけて直播して育てる。丈夫なのでアブラムシに注意するくらいで後は大丈夫。しかし春はモンシロチョウやコナガの幼虫などがつくので見つけて捕殺するのが良い(かと思う。薬はあまり使わずに)。中央線の中野駅から東中野の間の桜が咲くころぎりぎりにまで残った菜の花とソメイヨシノが結構綺麗だなと思う。
花言葉:快活さ

(3月撮影:国内)


アブラナ   油菜   アブラナ科  Brassica campestris var. campestris (B.napus var. napus)
別名:ナバナ(菜花)、ナタネ(菜種)、ハナナ(花菜))
性状:一年草
原産地:地中海沿岸(トルコやアフガニスタンなど))
特徴など:この仲間はトルコやアフガニスタンから地中海沿岸にかけて生えているアブラナ(和種ナタネ)とこのアブラナと他種との交雑によりできたアブラナ(洋種ナタネ)がある。どちらも油を取る種類としては歴史的に古く栽培(紀元前5世紀ごろ)されており、食用としても早くから普及していたらしい。日本でも平安時代から野生種を食用に利用していた。菜の花とアブラナは一緒だと思っていたけど本当に違うのかな?でも調べるとこのように分かれた。知らなかった・・・・・。でも本当は???

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