ジンチョウゲ科 Thymelaeaceae
53属750種が全世界にそれぞれ分布している。庭木や和紙を作るのに使われるミツマタやガンピ,花ではジンチョウゲ,鉢物でピメリアなどが育てられている。
ジンコウ属 Aquilaria
17種が知られておりインドシナ周辺国や中国南部などに分布する。シナジンコウを含めいくつかの種は香木として利用されています。
ジンチョウゲ(ダフネ)属 Daphne
アジア〜ヨーロッパのユーラシア大陸に約50種が自生しており低木が多い。海外では多くの鉢物や庭木があるようだが、日本ではジンチョウゲが一番使われている。山地などにはオニシバリなどが自生している。
ミツマタ属 Edgeworthia
3種が中国、日本などに自生が見られる。和紙の原料としてミツマタの樹皮が使われる。
ピメリア属 Pimelea
オーストラリアやニュージーランドに約108種ある。鉢物では濃いピンクのピメリアと淡いピンクの種類が出回っている。最近非常に大きい花でピメリアが出回っていて、同じピメリア属に見えないほどです。
ガンピ属 Wikstroemia
50種が東アジア〜太平洋側一帯に自生が見られる。和紙の原料として知られるガンピが日本に自生する。