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ヤマユリ     山百合   ユリ科  Lilium auratum
英名:gold-banded lily
性状:球根性多年草
自生地:北海道〜九州
特徴など:園芸種で人気のあるカサブランカなどの今日のオリエンタルリリーの礎となった百合の中の百合。大きな花は園芸で改良されたものよりも存在感がある。(写真:国内)
和歌:灯火の見ゆるさ百合花 後も逢はむと思ひ初めてき」(万葉集:巻一八の四〇八七)

(7月撮影:国内)

(7月撮影:国内)
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サクユリ     ユリ科  Lilium auratum var. platyphyllum
性状:球根性多年草
自生地:伊豆諸島
特徴など:園芸や切り花で使われるオリエンタルリリーの元親にも使われたユリ。ヤマユリよりも花が大きい。八丈島で初めて見ましたがかなり存在感があります。(写真:国内)

(7月撮影:東京)

(7月撮影:東京)

(7月撮影:東京)

(7月撮影:東京)


オニユリ     鬼百合  ユリ科  Lilium lancifolium
別名:テンガイユリ
性状:球根性多年草
原産地:日本、中国、朝鮮半島
特徴など:オレンジ色に濃い斑点が入る印象的な百合。花は下向きに咲く。球根は食べることができる。また、茎の途中につくむかごを植えておくと数年後にちゃんと花が咲いてくれる。もっとも咲いた最初のときは一輪と小さなつぼみが一個ついていただけだったけど。このユリは三倍体のため種子は出来ないそうです。(写真:国内)
薬用として:生薬名をビャクゴウ(百合)と呼び、鱗片を鎮咳、消炎、鎮静など用に漢方処方される。

(7月撮影:国内)

(7月撮影:国内)

葉腋にむかごが出来ています。(8月撮影:国内)


カノコユリ     鹿の子百合  ユリ科  Lilium speciosum
英名:Japanese lily
性状:球根性多年草
原産地:日本(四国〜九州)、中国、台湾
特徴など:ヤマユリ同様、オリエンタルリリーの大元になったとも言える代表的なユリ。品種改良せずとも非常に綺麗な花だ。(写真:国内)

(7月撮影:国内)

(7月撮影:国内)

(8月撮影:国内)
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ササユリ     笹百合  ユリ科  Lilium japonicum
性状:球根性多年草
原産地:日本特産種。本州中部以南〜九州
特徴など:ほんのりピンク〜少し濃いピンクまで花色があるようだ。ヤマユリと対照的に花はしっかりしているが茎はたおやかだ。(写真:国内)
薬用として:生薬名をビャクゴウと呼び、鱗茎を消炎や鎮咳用に漢方処方される。
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ヒメユリ    ユリ科  Lilium concolor
英名:star lily
性状:球根性多年草
原産地:日本(本州〜九州)、中国中部〜北部
特徴など:オニユリとは違う濃いオレンジの花を上向きに咲かせる。花弁は触ると以外に厚手だ。(写真:国内)
和歌:夏の野の繁みに咲ける姫百合の 知らえぬ恋は苦しきものぞ(万葉集:巻八の一五〇〇)


ヒメサユリ     姫小百合  ユリ科  Lilium rubellum
性状:球根性多年草
自生地:本州(山形、福島、新潟)
特徴など:これが野生に生えているの?というくらい綺麗なユリ。山地や高山の草原に自生する。(写真:国内)

(5月撮影:国内)

(5月撮影:国内)

(5月撮影:国内)


コオニユリ     ユリ科  Lilium leichtlinii var. maximowiczii
性状:球根性多年草
自生地:北海道〜九州
特徴など:草原など開けた場所に生えているユリ。オニユリに似ているが、葉腋にはむかごはできない。仙石原では葦原の開けた場所でチダケサシなどと一緒に咲いていました。(写真:国内)

(8月撮影:箱根・仙石原)

(8月撮影:箱根・仙石原)

(5月撮影:箱根・仙石原)

(5月撮影:箱根・仙石原)

(7月撮影:箱根・仙石原)

(7月撮影:箱根・仙石原)

(5月撮影:千葉県)

(8月撮影:箱根・仙石原)

(6月撮影:山梨)

(7月撮影:山梨)

(7月撮影:山梨)

(7月撮影:山梨県)

(8月撮影:山梨)

(8月撮影:山梨)

(8月撮影:山梨)

(8月撮影:山梨)

花粉です。


ウバユリ     ユリ科  Lilium cordatum
性状:多年草
自生地:関東以西〜九州
特徴など:大型に育つユリの仲間のひとつだ。小さいときの葉の模様に個体差があって綺麗。花は和を感じさせさらに渋さも感じる。(写真:国内)

(8月撮影:山梨)

(8月撮影:山梨)

(8月撮影:山梨)

(8月撮影:山梨)

(8月撮影:山梨)

(8月撮影:山梨)

(8月撮影:山梨)

(8月撮影:山梨)

(8月撮影:山梨)

(8月撮影:国内)

(8月撮影:国内)

(9月撮影:国内)

(4月撮影:箱根・仙石原)

(4月撮影:箱根・仙石原)

(4月撮影:島根県)

名残。(4月撮影:箱根・仙石原)

(4月撮影:箱根・仙石原)

(4月撮影:国内)

(4月撮影:国内)

(4月撮影:国内)


テッポウユリ     ユリ科  Lilium longiflorum
性状:球根植物
自生地:九州(種子島)以南〜沖縄
特徴など:切花では古くから使われたユリでブケーなどにも使われた。沖縄で野生のものが見られるとは思っていませんでした。栽培品とあまり遜色がありませんね。園芸品種では’ヒノモト’が有名です。新テッポウユリと言われる品種はテッポウユリにタカサゴユリとの交配により作出され播種後一年で咲く品種です。(写真:国内)

(5月撮影:沖縄県)

(5月撮影:沖縄県)

(5月撮影:沖縄県)

切花品種 (8月撮影:国内)

切花品種 (8月撮影:国内)


タカサゴユリ     ユリ科  Lilium formosanum
性状:球根性多年草(短年草?)
原産地:台湾
特徴など:以前はテッポウユリの葉の細い種類かと思っていました。台湾からの帰化植物だった。最近身近にかなり見られるようになった。アスファルトとコンクリートの側溝の隙間から育っているのを見かけよくこんなところに生えてさらにこの下に球根が出来ているのかと思うと、生命力の強さにびっくりします。広がっている理由の一つに開花スピードが速いことがあります。通常播種して数年かかるところタカサゴユリは一年目で花をつけるとのこと。テッポウユリとの交配によって新テッポウユリが作出され切り花用に多く使われるようにもなりました。(写真:国内)

(8月撮影:国内)

(5月撮影:台湾)

(5月撮影:台湾)

(5月撮影:台湾)


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