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アカネ科   Rubiaceae

熱帯や暖帯域に約611属13150種ほどが知られている。樹木から草本類などがあり、日本に自生しているものは草本が主。この仲間にはブバルディアコーヒーなどがあります。


タニワタリノキ属  Adina
3種が知られており、東アジア圏に広く分布する。日本にもタニワタリノキやヘツカニガキが知られる

ブバルディア(カンチョウジ)属   Bouvardia
熱帯アメリカに約20種ほど知られている。切花や鉢物で利用しているブバルディアがある。


ケファランサス属  Cephalanthus
6種が知られており、北アメリカに分布する。日本では最近アメリカタニワタリノキの名前で販売されるようになった。

キナノキ属  Cinchona
23種が知られており、ボリビア中部〜コロンビア北部など中南米に分布する。キナノキやアカキナノキなどからマラリアの特効薬がとれる。

コーヒー属  Coffea
100種が知られており熱帯アフリカやマダガスカル、一部熱帯アジアなどに分布する。特にコ・アラビカ種がコーヒー用に世界の熱帯域にて栽培されており、世界の国々で愛飲されています。

コプロスマ属  Coprosma
オーストラリアやニュージーランドに多く自生している常緑の低木。他ハワイや太平洋諸島にも自生している。約90種ほどが知られており、少しづつ園芸商材として最近見られるようになった。海外の暖地では植えられているところが多いようだ。コプロスマ・キルキィなどが販売されている。


ヒョウタンカズラ属  Coptosapelta
13種が知られ沖縄や中国南部、インドシナなどに分布する。日本ではヒョウタンカズラが沖縄に見られる。


クバノラ属  Cubanola
2種のみが知られておりキューバやドミニカなどに分布する。日本ではク・ドミンゲンシスが一部の植物園で見られるようだ。

アリドオシ属  Damnacanthus
6種が東アジアに分布する。日本にはアリドオシなどが林床に自生する。


オオフタバムグラ属  Diodia
30種が知られ熱帯〜温帯のアメリカからアフリカなどに広く分布する。日本では帰化植物のオオフタバムグラが知られる。


エウクリニア属  Euclinia
3種が熱帯アフリカやマダガスカルに分布する。
エウクリニア


ヤエムグラ属  Galium
世界中に約300種ほど知られている。ヨーロッパに多いようだ。ハーブとして利用されているウッドラフなどがある。日本にも数種類が自生しており、ヤエムグラカワラマツバなどがある。


ハテルマギリ属  Guettarda
150種が知られており、バヌアツやニューカレドニア、熱帯アメリカ、熱帯アジア圏に分布する。日本ではハテルマギリが八重山列島以南に自生する。

ヘディオティス属  Hedyotis
200種が旧世界の温帯〜熱帯域にかけて自生しています。樹木、つる性植物、潅木、草本性などがあり、最近小鉢で出回っているヒナソウがあります。最近細かく属が分かれているようです。


ホフマニア属  Hoffmannia
100種ほど知られており、メキシコからアルゼンチンなどに分布する。数種類が観葉植物として育てられている。
ホフマニア


フストニア属  Hustonia
現在はHedyotis属となっているようです。


ヒドノフィツム属  Hydnophytum
52種ほどが知られており蟻植物としても有名。インドネシア周辺に見られる植物。
ヒドノフィツム


サンタンカ(イクソラ)属  Ixora
熱帯域に約300種あるといわれ、熱帯域では庭園や公園樹として利用され、総称してサンタンカとして鉢物で出回っており多くの品種がある。小さい鉢物から中鉢までよく見かけ、最近花色も富に増えて販売されるようになった。


ルクリア属   Luculia
ネパールや雲南にかけて5種が分布している。この仲間にはアッサムニオイザクラがある。葉は全縁で対生。落葉性低木。茎頂に散房花序または円錐花序をつける。果実は刮ハで翼のある種子を付ける。属名はネパールの現地名から付けられました。


マネッチア(カエンソウ)属  Manettia
熱帯アメリカに自生するつる性の植物で約80種が知られている。花は筒状になる。鑑賞にマネッチア・インフラータがアンドン仕立てで売られている。


モリンダ属  Morinda
旧世界の熱帯地方に約80種ある。代表的なものはヤエヤマアオキで最近、健康ブームなどのひとつで高血圧などに効くとしてジュースで販売されている。


コンロンカ(ムッサエンダ)属   Mussaenda
アフリカやインドなどの熱帯域に約200種ある。花が咲いているその周りに苞ができ、花よりもよく目立つ。コンロンカがよく販売されているが最近はムッサエンダ・エリトロフィラ(ヒゴロモコンロンカ)なども見かけるようになった。


ミルメコディア属  Myrmecodia
26種が知られマレーシア、フィジー、オーストラリアの一部地域に分布する植物で蟻と共生する植物として有名。オーストラリアのケアンズで見ることができました。ミルメコディア


ネルテラ属  Nertera
15種が中国、オーストラリア、ニュージーランド、熱帯アメリカなどに自生している。コケサンゴが観賞用に鉢物で販売されている。

オルデンランディア属  Oldenlandia
300種が知られておりヘディオティス属から分けられた属です。タマザキフタバムグラが帰化植物として熱帯〜温帯域に広がっています。

オルデンランディオプシス属  Oldenlandiopsis
1種のみの属で中央アメリカに分布する。
オルデンランディオプシス

サツマイナモリ属  Ophiorrhiza
150種がアジア東部からインドシナなどに広く分布する。日本ではサツマイナモリやチャボイナモリなどが自生しています。


ヘクソカズラ属  Paederia
30種が温帯から熱帯域にかけて自生している。よく見かけるのはヘクソカズラだ。


パリコウレア属  Palicourea
200種以上が熱帯アメリカに自生している。一部の種類は民間薬として利用されているものがあるという。


ペンタス属  Pentas
34種がアフリカ〜アラビア、マダガスカルに自生が見られる。日本ではペンタス・ランケオラータがペンタスの名で花苗として販売されている。


プオプシス属  Phuopsis
1種のみの属でコーカサス、トルコ、イランにかけて分布する。ハナクルマバソウの名前で種や苗が販売されている。


ミサオノキ属  Randia
20種が知られており熱帯〜温帯にかけて分布する樹木。日本にもミサオノキが知られている。

リカルディア属  Richardia
15種が知られておりアメリカの熱帯域に分布している。
リカルディア


ベニマツリ属  Rondeletia
170種が知られ熱帯アメリカ、中南米、西インド諸島などに分布する低木類。観賞用にベニマツリなどが一部育てられている。

ロスマニア属  Rothmannia
30種が知られ熱帯アフリカ〜南アフリカに分布している。クチナシに似た花を付ける。
ロスマニア


アカネ属  Rubia
アカネ科の基準属。約60種が地中海沿岸地方からアフリカ、熱帯アジア〜東アジア、アメリカまで広い分布域を持っている。アカネは茜染めの原料として利用されている。意外にも野山に普通に生えている植物です。


スクレロミトリオン属  Scleromitrion
ヘディオティス(ハシカグサ)属より分けられた属。フタバムグラが知られている。

ハクチョウゲ属  Serissa
2種が中国南部や台湾などに自生する。庭木や小さなミニ盆栽などにハクチョウゲが利用されている。


スペルマコケ属  Spermacoce
熱帯アメリカなどに150種が自生している。一部の種類は他の熱帯域に帰化している。
スペルマコケ


カギカズラ属  Uncaria
34種が熱帯地方に多く分布する。日本にも山地にカギカズラが見られる。


ワルシェウィッチア属  Warszewiczia
4種が熱帯アメリカに自生しており、そのうちのコッキネアが熱帯地方の植物園などで育てられているようだ。


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