コミカンソウ科 Phyllanthaceae
59属1745種が知られ熱帯から亜熱帯、温帯などに広く分布する。トウダイグサ科に含まれていたが現在は独立した科となっている。
コミカンソウ亜科 Phyllanthoideae
コミカンソウ属 Phyllanthus 750〜800種と基準属だけあって非常に多くの種が知られています。熱帯から温帯まで広く分布しておりアフリカ、マダガスカル、アメリカなどにとくに多い。日本でもコミカンソウなどが見られ、一部の種が帰化植物として広がっている。
ヤマヒハツ亜科 Antidesmatoideae
ヤマヒハツ属 Antidesma 170種が旧世界の熱帯から温帯にかけて広く分布しています。沖縄などの山中にヤマヒハツなどが見られます。
アカギ属 Bischofia 1種のみでアカギが知られている。日本では沖縄に見られる。
ブレイニア属 Breynia 25種が中国〜ニューカレドニア、オーストラリアなどに分布している。日本ではヨウシュコバンノキがポット苗や鉢物で晩春くらいから販売されている。
マルヤマコンコノキ属 Bridelia 60種が知られ旧世界の熱帯域に広く分布する。日本では西表や石垣島にマルヤマカンコノキが自生する。
グロキディオン属 Glochidion 300種が知られており、そのうち数種類がマダガスカルに、残りのほとんどが太平洋東部の大陸や島々に自生しているようです。カンコノキが日本にも自生しています。ツシマカンコノキの実を絞ったものを薬用に用います。
アマメシバ属 Sauropus 25種がインドシナからオーストラリアにかけて広く分布する。日本でもアマメシバが栽培されることがある。
ヒトツバハギ属 Securinega 20種が熱帯から温帯にかけて分布する。本州などにはヒトツバハギが知られ、沖縄などにはアマミヒトツバハギが自生する。
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