イラクサ科 Urticaceae
54属2625種ほどが熱帯〜暖帯域までに自生が見られる。観葉植物やハーブや薬用、繊維の原料などに利用されている。クワ科やアサ科などに近い種類となっている。
ウワバミソウ(エラトステマ)属 Elatostema 旧世界の熱帯域に約300種ほどあり、そのうちの1種がニュージーランドにも自生する。別属だったペリロニア属が現在こちらに含まれていて観葉植物で販売されているペリオニアが吊鉢などで見かける。日本では湿った場所などにウワバミソウが自生する。
ツルマオ属 Gonostegia 5種が東南アジアからオーストラリアにかけて分布しています。日本ではツルマオが自生しています。
ムカゴイラクサ属 Laportea 22種が知られ主に熱帯から温帯域の東アジアや北西アメリカなどに分布しています。日本ではムカゴイラクサやミヤマイラクサが山地などに自生しています。
カテンソウ属 Nanocnide 2種のみが知られておりアジア東部に分布しており日本にもカテンソウが知られている。
ハドノキ属 Oreocnide 15種が中国や日本、インドシナなどに分布しています。日本ではハドノキが山地に見られます。
ペリオニア属 Pellionia 現在はエラトステマ属となっているようです。
ピレア属 Pilea 200種以上が熱帯〜温帯域に自生している。観葉植物として数種類が栽培されている。日本には山野にアオミズなどが自生している。 ピレアへ
ソレロリア属 Soleirolia ベビーティアーズ1種の属で地中海西部地方に自生する。観葉植物として販売されており、斑入りやライム色の種類もある。
イラクサ属 Urtica 80種が北半球などに多く分布する。日本ではイラクサが山野に見られる。
ハドノキ属 Villebrunea 現在はOreocnide(ハドノキ)属にまとめられています。
TOPへ 科の検索へ